マーラマ・ナー・プアでの体験、ブラ・ローガンさんと美穂さんについて

 今年(2006年)1月、友人であり仕事仲間であるS氏と打ち合わせをするために、3泊の予定で一人マウイ島にやってきた。S氏には、年末から急に動けなくなった、腰痛の話をしていたので、空港に着いた途端に「ロミロミに行こう」と誘われたが、ハワイアンロミロミなんて、素っ裸でオイルマッサージをするものと思っているから、最初はあまり乗り気ではなかった。ところが口から出た言葉は、断るどころか「昨年9月から目が開かなくなって、眼科を変えて何度もMRIやCTなどの精密検査をしているけど原因不明のまま治らない」。S氏は直ぐに美穂さんに電話を入れて、マーラマ・ナー・プアへ直行することになった。

S氏から車中で、マーラマ・ナー・プアでは、日本で流行っている所謂ハワイアンロミロミではなく、ハワイに古くから伝わるエールアホオロミロミや薬草処方によって、心身のバランスを整え、癒しをもたらす手助けをしてくれる"我家のホームドクター"であると聞き、ブヨブヨの裸体を晒す心配が消え、安心し、そして何故か期待一杯で向かった。

出迎えてくれたのは美穂さん。直ぐに治療するのかと思えば"雑談"開始。しかし、これが雑談ではなく"カウンセリング"であることに気づいた。実は日本での経験上、スピリチュアル・カウンセリングやヒーリングという世界観について、全く違和感を持っていなかったので、心配が安心に変わり、期待しながらここに来た"理由"が直ぐに理解できたのである。「ここで治る。そして何かに開眼する」。

美穂さんは内科医である。同時にマーラマ・ナー・プアでは、夫であり、マウイの伝統的ヒーラーの家系に生まれたブラさんのパートナーとして活躍する、スピリチュアル・カウンセラーとしての役割を担っており"問診"しながらも、ご自身のスピリットに感じることを率直に伝えて、患者や相談者の癒しの手伝いをしてくれる。

今回の"診察"の結果は「かなりの重症」とされたため、今度はヒーラーであるブラさんが全身全霊の力で、病を癒してくれるのだが、これが想像を絶する痛さで何度も大きな悲鳴を上げた。もっとも施術後は、体はとても軽くなり、明らかに快復した実感を得、その上、筋肉をマッサージした訳ではないらしいので、翌日の揉みかえしの筋肉痛もなく、4日間連続でブラさんのヒーリング・ロミロミの施術を受け続け、合間に美穂さんのカウンセリングも受け、二人に対して厚い信頼感を抱いた。

約1ヵ月後、思い立って妻と娘を連れてマウイ島に再度訪れ、マーラマ・ナー・プアに3日間通い、家族全員の癒しのため、問題点を解決するために、ブラさんのヒーリングと美穂さんのカウンセリングを受け、あわせて二人から日本に戻ってからの自己による対策として、「お祈りの方法」「瞑想の方法」も伝授された。もちろん、大病院の医者が不思議に思うほどに目は完治し、家族円満なり、さらに「人生における新しい視野と展望」を見出したことは言うまでもない。

今回の体験を通して、日本の西洋医学を全て否定しようとは思わない。ただ過信してはいけないことを理解し、自然の偉大なる摂理を実感した。マウイ島では、マーラマ・ナー・プアは病院の代わりをしていたが、ブラさんと美穂さんの仕事は"治す"ことだけではないのかも知れないと考えた。きっと"癒しの手伝い"と"気づきのための機会の創出"が本来の役割なのだろうと感じた。大事なことは、ただ治してもらうのではなく、訪れた本人が何かに気づかなければ病は決して根本から癒されることはないのだと思う。

日本、或いは日本人には"気づきのための機会"がとても少なく、限られている。また治療は新薬が中心であり、過信されている。しかし、本当は外部からの治療よりも、自分の心の奥底に潜む「真の問題点」或いは「心の闇」を知り、これからの生き方の指針を示してくれた、美穂さんのスピリチュアル・カウンセリングこそが、根本的治癒の大事な源であることを知った。マーラマ・ナー・プアは、マウイの人だけでなく、日本や世界の人々にその素晴らしい役割を提供し、訪れる皆さんに分け隔てなく門戸を開放し続けるでしょう。

マウイ島での素敵な出会いに感謝します。